NECが自社製品のユーザビリティ向上のため、新たなユーザビリティの評価方法を開発したという。
参照:
『NEC、ユーザビリティの客観的な評価方法を開発』 EnterpriseZine 2008年11月6日記事
ユーザビリティの評価手法には大きく分けて、実際にユーザ(被験者)に参加してもらう方法と、そうでないものがあるが、今回開発されたのはユーザ非参加型の手法であるヒューリスティック法を改良したもののようだ。ヒューリスティック法はヤコブ・ニールセンによって提唱された手法で、3~5名の評価者がガイドラインに基づき、経験則によってインターフェースを評価する。実施が容易な反面、経験の深い人材が必要な短所があったが、NECはこの点を改良し、経験の浅い評価者がいても結果に大きなぶれが出ないようにしたようだ。