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2006年9月25日

IBM アクセシビリティとODFの普及に向け学生コンテストを開催

CNET Japan 9月15日記事「日本IBM、学生コンテストを実施--アクセシビリティとODF普及促進を図る」

コンテストの課題はフェーズ1とフェーズ2に分かれており、フェーズ1ではアクセシビリティとODFに関する知識の理解度を測るクイズに合格すること、フェーズ2ではODF文書のアクセシビリティをチェックするツールを実際に開発(コーディング)すること、だという。

IBMのコンテストに関するページにあるリソースは学生でなくても参考になる。

IBMはODF(OpenDocument Format)を推進する団体ODF Allianceの主要メンバーである。

現在のODF文書はMicrosoft Officeの文書に比べ、アクセシビリティ面での弱さが指摘されている。
CNET Japan8月25日記事 「マサチューセッツ州のOpenDocument Format移行計画、当面は『MS Office』を利用へ」

アクセシビリティ面での弱さがODFの普及の足かせとなることはIBMとしては避けたいところだろう。

2006年9月13日

アクセシビリティに配慮したサイト事例 「野村アセットマネジメント」「日立システムスキー部」

企業のプレスリリースなどでアクセシビリティへの対応を強調する例が増えてきた。

日経プレスリリース 「野村アセットマネジメント、ホームページを全面刷新」
野村グループでは野村證券のサイトがすでにアクセシビリティへの対応を表明しているが、業界(投資信託運用会社)では初という。
野村アセットマネジメント株式会社

News2UNet (プレスリリース) 「日立システムスキー部の選手、監督によるブログがスタート」
障害者スポーツの認知度向上のためのサイトであり、障害を持つ人でも利用しやすいよう文字の拡大機能などを設けたという。
日立システムスキー部ブログ

2006年9月 5日

2006年版 「自治体サイト Web アクセシビリティ調査」発表

ユニバーサルワークスが毎年行っている「自治体サイト Web アクセシビリティ調査」の2006年度版が発表となった。

都道府県の中では京都府が2005年度から連続で高い評価となっている。鳥取県はトップページとその配下のページの形式をとりあえず整えたことで今年度から評価を上げている。