IICP 調査研究報告書

2002年 都内での調査

「障がいのある方々のインターネット等の利用に関する調査報告書」
IICP(総務省 情報通信政策研究所)が平成15年(2003年)に発行した調査報告書(調査は平成14年3月に実施)
  • IICPが2002年に東京都内の16歳以上49歳以下の障害を持つ男女を対象に行った調査では「インターネット(携帯電話等を含む)を利用している」と答えた人は29.2%であった。IICPは2001年の全国調査との結果の差について調査対象や時間差によるものとしている。
  • 持っている障害別の利用率
    • 聴覚障害を持つ人 81.1%
    • 視覚障害を持つ人 69.7%
    • 肢体が不自由な人 43.6%
    • 知的障害を持つ人 19.6%
  • 「インターネットの利用に際して困ること」に対する回答として視覚障害を持つ人では「障がいに配慮したホームページが少ない」(40.9%)、肢体が不自由者な人では「障がいを補う機器やソフトが少ない」(33%)が最も多い回答であった。

補足:
この調査が対象としているのは視覚障害を持つ人、聴覚障害を持つ人、肢体が不自由な人、知的障害を持つ人のみ

2001年の全国調査

「暮らしとインターネットに関する全国調査」(上記報告書に付属)

同IICPが2001年に全国の16歳以上69歳以下の障害を持つ男女を対象に行った調査では「インターネット(携帯電話等を含む)を利用している」と答えた人は45.6%であった。

調査対象は上記同様、視覚障害を持つ人、聴覚障害を持つ人、肢体が不自由な人、知的障害を持つ人。